リノベーション用マンション選びのポイント!築年数が古くても、住宅ローン控除が受けられる!

おはようございます!


最近は去年の自粛ムードから一変して、出社する企業さんも増えてきているのではないでしょうか?
我々建築業界でいうと、直接見ないと確認できないことも多いので、まだまだ対面・現場での打合せがメインです。


さて、タイトルの通り、今日はリノベーション用の物件選びについて、少し書かせていただこうと思います。


最近、新築住宅の価格が高くなりすぎて、中古住宅を買ってリノベーションした方がいいのでは?!と考える方も多いのではないでしょうか。

今、大阪で70㎡、駅徒歩5分の新築マンションなら4500万円~といった価格帯だと思いますが、それだったら同じ距離・規模で3000万円くらいの物件を買って、700万円くらいでリノベーションすれば、少し安いくらいで、自分に合った間取りにもできていいのでは?という考え方でしょうか。


しかし、実際中古マンションを探してみると、案外新築の建物と変わらない物件も多いということに気づくのではないでしょうか。特に、住宅ローン控除の対象となる築25年以内のマンションとなると、より金額が上がって予算内に納まらない、なんてことが起こってきます。



では、どのようにして物件を探していくべきなのでしょうか。



まず前提として、私たちが大切にするべきだと考えるのは、下記の点です。
①住宅として安心安全
②不動産として資産性がある
③自分たちの好きな空間である


それぞれ解説していきます。


①住宅として安心安全
家の役割は、まずはじめに雨風をしっかり防げ、自分たちの生活を安定して送ることができなければなりません。しかも、住み始めてから長ければ50年以上住む方もいると思います。そうなると、耐震性や災害に強い立地、管理状況、断熱性等をしっかり確認してから購入しなければなりません。


②不動産として資産性がある
自分が住む家とはいえ、あくまで不動産です。人生の最後までその家に住むと決めていたとしても、子どもの成長に合わせて移動する等、人生何があるかわかりません。途中で売却する際に、売却価格よりローンの返済の方が多くなってしまうと、手出しの費用も必要になってきますので、ある程度の価格で売れることも検討しておく必要があります。また、管理状況、修繕積立金の確保ができているか、理事会がしっかり運営されているかというのも大きな価値になってきています。


③自分たちの好きな空間である
基本的にマンションの構成は、3LDKにして主寝室が6帖以上、洋室2が5帖以上、リビングが10帖以上、、、等のように決まった企画で販売されています。しかし、主寝室に6帖、子ども部屋に5帖も本当に必要でしょうか?マンションという限られた空間の中では、普段一番長く滞在しているリビングが広い方がいいのではないでしょうか?また、仮に365日×40年も住む場所であれば、自分たち好みの床材、キッチン、壁、取手、に囲まれて暮らした方が、人生の充足感が高まりますよね!物件を選ぶ特に好みの間取りにするには、壁やキッチンが動かせるかどうかという点も大事になってきます。


これら3つがそろうためには、条件に妥協せず、物件を安く購入し、リノベーションにもお金をかける必要があると思いますが、その中で意外と知らないのが、築25年以上のマンションでも住宅ローン控除を受けられる可能性があるということです。

2022年4月から、住宅ローン控除を受けられる建物の要件が、築年数の制限ではなく、新耐震基準(昭和57年以後に建築された住宅)かどうかという点が変更になりました。


また、銀行にローンの事前審査を物件を決める前にしておいた方が、スピード勝負の不動産売買の世界で有利になれるポイントもいくつかありますので、一緒に土地・建物を探すところからじっくり暮らしづくりをしたいという方は、お気軽にご相談ください。


私たち、CINNAMON建築設計は、家づくり・家探しの安心をしっかり確認しながら、お客様らしい暮らしを形にするお手伝いをしています。
ぜひ一緒に、暮らしの質を高めて、よりよい人生にしていきましょう!


ではまた!

CINNAMON建築設計

大阪の設計事務所です。 住宅(戸建、マンション)の設計・監理 非住宅(オフィス、店舗、ホテル)の設計・監理 資金計画、ラフプラン作成等 お気軽にお問い合わせください

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