バルコニーなんていらない!?必要性を考えてから設置しよう!

主に戸建ての話になりますが、2階や屋上にはバルコニーが欲しいと考えている人が多いのではないでしょうか。


・布団は外干し派!

・広いバルコニーで友人を呼んでバーベキューがしたい!

・プールでも出して遊びたい!


家づくりを考えているといろいろイメージをしてしまいますが、

家づくりはお金との戦いでもあります。

かけるところにかけて、いらないものは徹底的に削る。

そのいらないものになりうる可能性が高いのがバルコニーです。

バルコニーは雨漏りの原因になることも多く、いいことばかりではありません。

今回はバルコニーの用途について、考えてみましょう!




まず、どんな時にバルコニーが効果を発揮するのでしょうか。

例えば2階にリビングがある場合、バルコニーとリビングが一体に見えるように

設計することで、視覚的な広さを得られるという場合があります。


布団を週1回、どうしても外に干したいという場合には寝室の側にバルコニーが必要です。

ただし、最近は外に干した方が花粉や黄砂、PM2.5が付着するということで、室内で布団乾燥機を使う方も多くなっています。


また、どうしても機能上必要になることがあります。

それは、エアコンの室外機を置かなければならない場合です。

3階建ての場合、3階の部屋のエアコンの室外機は、電気屋さんだと1階まで繋いでくれない場合があります。


どの場合でも、敷地に余裕がある時にはいいのですが、余裕がない場合に設置しようとすると中途半端なサイズになり、結局使わないということになりかねません。

実際のところ、上記以外にデメリットが多いのがです。


では、デメリットはどんなものがあるでしょうか。


・ほとんど出ることがない

・汚れる

・雨漏りの可能性が高い

・メンテナンス費用がかかる


意外と使うことがないのに汚れるし、それを放置していると雨漏りのリスクも高まるり、かなり邪魔な存在になってしまいます。


結論、用途を考えて必要な場合だけ設置しましょう!

ではまた!

CINNAMON建築設計

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